丹精込めて育てた鮑を一度ご賞味下さい。          〜磯の香りをお土産にいかがですか?

奥尻島が手塩にかけた奥尻あわび!!
安定したあわびの生産を支え、奥尻の「あわび漁業」の重要な役目を担う施 設です。
これぞ奥尻あわび種苗育成センター!!



施設紹介
海水加温熱交換器
 当センターは、親あわびを育成し、成熟した親貝から採卵技術により採卵し、幼生管理、初期稚貝育成、中間育成を経て、採卵から1〜2年後に40〜50mm種苗35万個の生産を行なう施設です。
 主な施設の特徴は温泉水を利用し、冬期間の海水温度低下時にあわび飼育適水温を保持することで成長促進を可能とし、また、調温した海水を2階の初期稚貝育成槽及び、中間育成稚貝飼育多段階式育成槽(再利用海水槽)に送水し、さらに使用した海水を自然落差により1階の中間育成多段水槽に再利用(延べ4回利用)することで動力費の軽減化を可能とする。
 奥尻町では減少傾向にある「あわび資源」回復のため、一定海域への「稚貝放流管理」と「あわび短期養殖」漁業への種苗供給を円滑にし、もって本島周辺海域での「あわび漁業」の振興発展を期するものです。
施設概要
取水ポンプ

再利用海水集水タンク
項目 あわび種苗育成センター
施設場所 奥尻町字湯浜 神威脇漁港内
竣工年月 平成11年5月
事業名 沿岸漁業活性化構造改善事業(資源培養推進施設整備)
生産能力 40mm種苗20万個、50mm種苗15万個、計35万個生産
建物 鉄骨2階建て 延べ面積2,637.5平方m
 
初期稚貝育成水槽

中間育成多段水槽