旧住友赤平炭鉱立坑やぐら 地図番号
 

 
 管内を代表する最大規模の立坑で、2列の4段ケージにより人員、鉱車を大量に昇降することができる。建設当時、生産コストを3割も削減した効率的なシステムを有し、「ネオンが灯る立坑」として市民に愛されたシンボル的建物です。
年間揚炭能力:140万t、
深さ:650m
巻上機直径:5.5m
巻上速度:12m/1s(時速43km)
工費:20億円余
 また平成6年2月に閉山した旧住友赤平炭鉱では、密閉坑口から坑内ガス(炭鉱メタンガス)が湧出することが確認されており、利用の可能性について検討を重ねてきましたが、平成13年6月25日に新赤平鉱山(旧住友赤平炭鉱)として炭鉱メタンガスを回収・利用プロジェクトにより、外国製マイクロガスタービン(30kw×5台)による発電実験を行ない、150kwの電気を発生させ、排ガスは再度立坑内から坑内に戻すという循環型の発電の実証実験を行い、2年後の事業化を目指しています。閉山炭鉱での炭鉱メタンガスの有効活用は初めてで、世界的に注目を浴びています。

所在地:赤平市字赤平485番地
TEL:0125-32-2131