上 砂 川 町
   上砂川町は明治32年に福井県鶉村からの開拓者によりこの地に鍬が入れられたのが発祥で、明治44年には三井鉱山株式会社が起業。以来石炭の町として発展し、昭和24年には当時の砂川町、歌志内町の一部を分割して「上砂川町」が誕生しました。
 そして平成11年、上砂川町は開基100年・開町50年という輝かしい節目の年を迎えることになりました。
 途中、昭和62年の三井砂川炭鉱の閉山により、長年上砂川を支えてきた石炭という基幹産業を失う事態に直面しましたが、閉山炭鉱の旧立坑を利用しての世界最大規模を誇る地下無重力実験センターの立地、さらに新産業の創出と企業誘致を進め、先端技術と軽工業の町としての歩みを進めています。
 上砂川2世紀に向けて、先人の偉業を継承するとともに、町民の英知を結集し、炭鉱なきあとの新しい町づくりに懸命に取り組んでいく所存です。