市町村合併関連情報

商工会議所青年部
「市長を囲んでの新春座談会」のもよう
(平成15年2月14日)

市長を囲んでの新春座談会  2月14日、歌志内商工会議所青年部(斉藤靖会長)が「平成15年 市長を囲んでの新年座談会」を同会議所内の会議室で開催しました。
 座談会には、会議所青年部員11人と市側から河原市長のほか、商工担当課長と市町村合併担当課長が出席しました。
 今年は市町村合併をテーマに、市からの合併情報提供のあと、約1時間半にわたって話し合いが行われました。

■会議所青年部員と市側の発言内容(抜粋)
【青年部】  合併問題で現在、市役所で検討されている内容を説明してください。
【市】  歌志内市は、合併しても中心市にはならないでしょうから、周辺部としての振興対策を考えなければなりません。そこで、福祉、教育、産業振興の3部門に分かれて、合併後のまちづくりについて検討を進めています。
 産業振興部門では、購買力が中心部に流れることが予想されますから、周辺部の商工業対策として、地元業者優先の商業振興指定地域や融資制度の充実などを検討しています。商工会議所でも、合併問題に対する検討会が発足するようですので、互いに意見を出し合い、協議会の場で発言していきたいと思います。
【青年部】  公共施設に対する市内業者の納品は、かなりのウエイトを占めています。チロルは本年4月から公社委託されるそうですが、合併までの間に、市の直轄から民間委託等に切り替える施設はほかにもあるのでしょうか。
【市】  現在、法人化・民営化できないものはないといわれており、3福祉施設も含め公共施設の法人化・民営化は、引き続き検討事項となっています。
【青年部】  民営化すると、地元業者の優先施策はなかなか実行されないのではありませんか。
【市】  一気に法人化・民営化が進むとは考えられませんが、地元商業関係者も、競争に勝てるような努力が必要ではないでしょうか。
【青年部】  就業人口を減らさないような施策が必要です。合併すると、市役所が支所となり職員は大幅に減るでしょうし、公共施設の統廃合が進むとそこで働く人間も少なくなってしまいます。こうなるとまちはじり貧になるばかりですから、歌志内以外の地域から通ってくる雇用の場を新しく確保してほしいですね。
【青年部】  合併となれば新しい施設も必要となってくるでしょう。奪い合いになりませんか。
【市】  新しい施設、ハコモノを造るという方針にはならないと思います。現在あるものをどれだけ維持するかです。それよりもソフト面をいかに充実させるかにかかっています。
【青年部】  本日の資料として配付できませんでしたが、平成11年4月合併の篠山市と平成13年4月合併の潮来市、そして昨年合併したさぬき市を形成する旧11市町に、「合併してからの商工業」ということでアンケートを行いました。
 納品の関係では、「新しく合併したマチの業者が参入して減収した」という回答が71%を占めました。なかでも小規模店舗(事業所)は100%が「減収」と回答しています。ほかには、「施設の統廃合が進んで減収」「施設の公社化、民間委託が進み価格競争が激化して減収」といった内容です。「新しい施設ができて納品が増え増収した」というのは大規模事業所の意見です。「本庁の機能が合併市の大きな市に集中し、周辺の業者のみが参入している」というのもあります。特に、「合併する前に商工会若しくは行政がなんらかの施策を講じたか」という問いには、「講じていない」と回答しています。必要な施策をとらないで合併した結果が、このような状況を生んでいると言えます。我々も同じ状況に陥らないよう、じゅうぶんな対策を講じなければならないと考えます。
【青年部】  合併問題を最終決定するまで、市民との話し合いはどのような過程で行われるのでしょうか。
【市】  現在、庁内で合併後のまちづくりについて検討が行われています。これがまとまって、市民に提示できるのは3月下旬ぐらいになる予定ですが、現在の任意協議会が法定協議会に移行するかしないかという時期と重なってくるため、タイミングを見計らって皆さんにお話ししていこうと思っています。
【青年部】  ある程度まとまったものができてしまうと、意見が出しにくくなりませんか。
【市】  いえ、あくまでもたたき台ですから。どのように修正されてもかまいませんよ。
【青年部】  じゅうぶん議論される場はあるのですか。
【市】  市政懇談会などを開催して、皆さんからご意見を聞くことになると思います。
【青年部】  例えば、会議所青年部なりのビジョンを提出することは可能なのでしょうか。
【市】  それはもう大歓迎です。2月中にそういったものを出していただければ、皆さんの考えを取り入れながら検討できますから。
【青年部】  任意協議会から法定協議会に移行するときには市民の承諾といいますか、了解を得ないで法定協議会に進むのですか。
【市】  法定協議会は議会の議決が必要です。したがって、論議の過程において住民の皆さんに報告をしてご理解していただこうと思っています。
【青年部】  合併に前向きでない5町を巻き込んで合併するよりは、歌志内、滝川、砂川、赤平の4市で合併したほうがメリットは大きいと思います。行政面積も9市町の場合での3分の1で済みますし、集約した合併ができるのではないでしょうか。
【市】  任意協議会に芦別市は参加しませんでしたが、中空知5市5町は、広域市町村圏組合を組織し30年以上、1つの地域としていっしょに事務・事業に取り組んできた経緯がありますので、できれば9市町での合併を目指しています。いずれ、決断の時期がくるでしょうが、今はまだ、そのタイミングではありません。
 しかし、かもい岳を中心に4市で合併できれば人口規模が6万人ぐらいになりますし、じゅうぶんやっていけると思います。
【斉藤会長】  合併に関しては、まだまだ勉強する部分が多いようです。合併まで2年間、自分たちでよく考えて進めていかなければなりませんね。